腐食が進んだ各所の柱は、主に神社・仏閣の建造を行う「宮大工」によって“根継ぎ”といわれる、釘や金物を一切使わない伝統技法を用いて修繕がされました。写真の柱は「金輪継」という強固な継ぎ方をしており、濃い茶色の部分が元々使われていた木材で、薄い茶色が新しく根継ぎされた部分です。木は長い年月が経つと痩せてくることから、新材は少し厚くしてあり、何十年も先を見越した改修がされています。
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腐食が進んだ各所の柱は、主に神社・仏閣の建造を行う「宮大工」によって“根継ぎ”といわれる、釘や金物を一切使わない伝統技法を用いて修繕がされました。写真の柱は「金輪継」という強固な継ぎ方をしており、濃い茶色の部分が元々使われていた木材で、薄い茶色が新しく根継ぎされた部分です。木は長い年月が経つと痩せてくることから、新材は少し厚くしてあり、何十年も先を見越した改修がされています。