ガイド選択画面に戻る

島酒の碑

八丈島に芋焼酎の製法を伝えたのは、薩州出水(いずみ)郡阿久根村(現在の鹿児島県阿久根市)の丹宗庄右衞門(たんそうしょうえもん)です。彼は島津藩御用の回船問屋の船頭で1853(嘉永6)年、唐物1件(密貿易=みつぼうえき)の罪で八丈島に流され、1868(明治元)年に赦免されました。この碑は1967(昭和42)年8月、庄右衛門の徳をしのび、おいしい島酒を讃えるために建てられました。島酒製造用の大ガメが使われたところに特徴があり、愛飲家の飲み心をそそります。

前のページに戻る