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大阪夕照

大坂は、大賀郷(おおかごう)から樫立(かしたて)へ通ずる坂道で、坂上(さかうえ)と坂下(さかした)を厳しく区別した場所でした。現在は近代的なトンネルがあり、坂上、坂下の交通の要になっていますが、1907(明治40)年に日露戦争の戦勝を記念してのトンネルとカルデラ壁沿いの道路ができるまで、「大坂道」と呼ばれる通行の難所でした。 現在の位置より海岸寄りの大きく回る道と直登ぎみの急坂の道2つがあり、現在のトンネルの真上近くの切り通し(呼称は「掘り切り」)に通じていました。この坂の展望台からは、八丈小島と八丈富士の広々とした裾野から頂上まで一気に眺められ、八丈島第一の絶景です。太陽の位置関係から見ると、冬季に撮影したと思われます。

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